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《【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX #3】打倒サンダー! 》の配信がありました

 イブスキと沢山の救助を行い少しずつ強くなり、一緒に救助隊をしてくれる仲間も増えて心強くもなった。
 初めての買い物で泥棒をしてからは少しトラウマになったけど……。
 様々なトラブルを乗り越えながらも着々と困っているみんなを助けられている。
 しかし気になるのは“自然変動”と“謎の夢”。私がモンスターになってしまった事にも関係があるのかどうなのか。どちらも原因は未だ謎のまま。

「デロダック?どうかした?」
「……なんでもないよ」
 そうだ、今は雷鳴の山にいて雷鳥に連れ去られた悪天狗を救助する途中だった。
「もうすぐ山頂だよ、雷鳥を倒して悪天狗を助けなきゃ」
 イブスキはいつもみんなの事を一番に考えてる。どうしてそんなに――。
「ギャオオオオォォ!!」
 雷と共に雷鳥が目の前に現れた。地面が揺れるほどの迫力だ。
 イブスキは震えながらも前に出て立ち向かう。そうだ、私も頑張らなきゃ。
「ワタシたちは救助隊だ!」
「我が怒りを向けてやろうオマエたちになっ!!」
 怖くても助けなきゃ。今の私にできるのはそれだけだっ!!
 つづく。

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《【視聴者参加型麻雀】一位即位で即終了》の配信がありました

「麻雀をやっていくわよ皆の衆」
 一位即位(?)するまで終われない麻雀耐久配信が始まった。果たして夜が明けるまでに眠る事が出来るのか・・・・・・。

 持ち前の豪運で打点の高い豪快な麻雀を見せるも連続の4位。容赦がないのか、長く遊びたいのか、勝ち続ける楓組。
 しかし戦いの中で学び強くなって行く樋口楓。加速する豪運。

 そして迎えた第五戦目。
 東一局から12000点の大物手を和了!その後も反撃の直撃を受けながらもオリの駆使や奇跡の放銃回避で魅せながらトップで迎えたオーラス。
 絶好の配牌からの速攻のタンヤオでフィニッシュ!
「どうだ!!これが1100点の力や・・・」
「タンヤオ・・・安い安い言うてな・・・」
「これで勝つ奴もおんねや、わかったかみんな・・・・・・」

 こうして無事に一位に即位した樋口さんは、翌日レコーディングへ向かうのであった。

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《【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX #5】キュウコンの噂話の真相とは!!》の配信がありました

“デロダックはサンナイトを見捨てた人間であり自然変動にも関係する”
 この噂が皆に広まり追われる身となった私。イブスキは「大切な友達だから」
と共に長い旅に出ることを決めてくれた。自分の、イブスキの為にも真実を知る。九狐に会って話を聞かなければいけない。
 くじけそうになりながらも炎の山を越え、途中出会ったアーソルに助けられながら樹氷の森を抜けて遠く遠くへと歩みを進めた。

 氷雪の霊峰の麓で突然現れたサンナイトに「九狐があなた方を待っている」と告げられた。しかし、真実が目の前にあると分かった途端不安になってしまった。
「デロダックなら大丈夫。ワタシは、デロダックを信じるよ」
 イブスキがそういつもの笑顔で私の背中を押してくれた。
 私がイブスキを信じないでどうする。真実を知るためにここまで来たんだから。
「ありがとう、イブスキ」
 真実を知りに行こう。この先に待っているんだ。

 頂上は吹雪で体が凍りそうなほど寒い。イブスキは小さな体を震わせている。
「いた!デロダックたちを見つけたぞ!」
 その声の主は九狐ではなく、私たちを追ってきたフーダンたちだった――。
 つづく。

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《【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX】暴れザル、マンキーたち!#6 》の配信がありました

 九狐から真実を聞き無事疑いが晴れた。しかし、別の問題が発生。
地殻変動の影響で伝説のポケモンが目覚めてしまったのだ。
 フーダンたちは地底へ、私たちは広場へと戻りいつもの日常が返ってきた。

 救助隊の活動を再開してから数日経ち、とある依頼が舞い込んできた。
「騒ぎの森で暴れているブタザルたちを懲らしめて欲しい、か」
 私たちは早速騒ぎの森へと向かうことに――。

 森の奥へ進むと三匹のトゲトゲ頭が見えてきた。
「ん?誰だオマエ。マヌケな顔……ムカつくな」
 マヌケ、そう言われても仕方ない顔だけどいくら何でも酷い。
「ヤッチマエーーッ!!」
 勢いよく襲いかかってきたブタザルと戦ったが……あっさり倒してしまった。
「もしかして旅を経て強くなったのかな?」
 ブタザルたちは懲りたのか大人しくなりしょぼくれていた。

 森に平和が訪れ一件落着と思ったが、大人しくなったはずのブタザルたちが基地の前にやって来て再び襲いかかってきた!!
 つづきはアーカイブへ。

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《【お披露目】でろーんの新居、ルームツアー!》の配信がありました

 東京に部屋を借りた。
 部屋の中を見渡してみると、自分でお金を出して買った家具類が部屋に置かれている。決して豪邸というわけではない。それに、買ったわけでもない、ただの賃貸だ。けれども、ここは間違いなく私にとっての「宮殿」だ。ささやかな王国だ。
「こんな感じで、えーっとね」
 配信画面のパソコンに向き合って、画面の先にいるリスナーに部屋を案内して回る。ひとつひとつ自分で選んだ家具や小物は、私の東京生活をきっと豊かにしてくれる。その中にはリスナーさんから貰った小物や、長いこと私と歩んできてくれたものもあって、まるでこれから始まる一人暮らしや、メジャー活動を見守ってくれているかのようだった。
「よし、じゃあ。今言ってったものを置いていきましょう。お部屋の中に」
 配信の中で写真を使って紹介した家具や小物を、バーチャル空間にインポートする。時計、ベッド、ぬいぐるみなどをどんどんバーチャル化していく。棚に、平面的な本に、それから腰を悪くしてから買ったゲーミングチェア。
「はい、こんな感じで。樋口楓のルームツアー、いかがだったでしょうか!」
 スパチャをしてくれる人や、メンバーシップに入ってくれている人のおかげで二年という時を経て、楓のちりばめられた空間からバーチャルな部屋で雑談をすることができるようになった。
「みなさんのおかげです」

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《楓です!えるです!かえるです!11回目配信です!【もじぴったんアンコール】》の配信がありました

「かえでです」「えるです」「「かえるでーす!」」
 二人は仲良く前口上を言い挨拶をしますが、すぐに立ち位置で揉めています。
「そんなに嫌なの、えるの隣!?」「負けたらどこ行く?」「ひどーい!」
 気心知れた二人ならではのやり取りをしつつ、ゲームが始まります。いくつかのマスにひらがなの文字を並べて単語を作っていきました。
 自分で作った単語は自身の持ち点になる陣取りのようなゲームです。初戦はえるが惜しくも負けてしまいました。
「えるが(配信)枠取ればよかった!」
 嘆きと共にえるはゲーム画面の裏に追いやられてしまいます。
「(シチュエーション)ボイスのでろーんちゃんやってよ」「次勝ったらな」
 立ち位置を弄られながらも善戦するえるの提案。楓は受けて立ちます。そしてフラグを回収するように楓は負けてしまいました。
 ボイス特有の優し気な楓に、えるはご満悦。ですがしばらくして気付きます。
「あ、ボイスだからえるの声が聞こえてないんだ」
 約15分に及ぶボイスがようやく終わったかと思いきや、楓はまだまだ続けます。
「今から05行くよ」「え、なんで!? やっぱいいや、でろーんちゃんと喋る!」
 今度こそ楓のボイスが終わると、次は楓がえるに無茶なボイス演技を要求します。二人は終始コントのようなやり取りをして、最後は仲良く並んで締めのご挨拶。
「かえでです」「えるです」「かえるでしたー」「かえるコラボでしたー!」

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《【スーパーマリオブラザーズ】GAMEOVERで即終了。》の配信がありました

 配信前に操作方法の確認がてら遊んでみたけど、あまりにもあっけなくゲームオーバーになってしまった。
 敵が出てくる場所だけじゃなくキノコの場所やフラワーの場所、隠しブロックの場所も完璧に覚えたのに……。それだけではクリアできないということなのか……。 
 さすがは世界に名だたる有名ゲーム。

「こんばんはー……」

 配信をスタートさせるとコメント欄に流れるいつものあいさつ。
 その中に『すぐ終わりそう』『最初の敵でダメそう』なんてコメントが見える。
 めちゃくちゃ緊張してしょうがないけど、丁寧にやっていくしかない。

 画面の中、赤い服を着たヒゲの人が走り出した。

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《被虐のノエルseason1前編》の配信がありました

「えっ、えぇっ!? 大丈夫?? これ映して」

 式典奏者になりたい想いを利用され、騙され烏の悪魔と契約してしまったお嬢様。かわいそうに、契約の代償でお嬢様は両手両足を持っていかれてしまった。
 その上海に落とされたと思ったら、セーブが始まって。
 そして、画面が切り替わる。
 お嬢様はあんな目に合ったのに、なんと生きているようだった。なぜか悪いはずの悪魔がお嬢様を助けたみたいだ。服も新しくしてくれていたへー。なんだ、この悪魔。理由がわからんけど、いいひとやなぁ。
―――
 悪者は市長で手足を取り戻すにはその企みをめちゃくちゃにしないといけない。でもお嬢はまだ信じられないから、確かめるために市長の家に忍びこむわけやな。
 なるほど、こうやってストーリーが広がっていくんや。
 しっかしこの悪魔、お嬢を手助けしてくれるのはいいねんけど。ちょっとなぁ。髪に芋けんぴ系の男やねん、意地悪したがりのマジでデリカシーが無い奴みたいや。悪魔にデリカシーを求めるのは意味がないかもしれないけど。
 
 それはともかく殴り込みや! 真相全て吐いてもらうで、極悪市長……!!

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《【バイノーラル】みんなで手巻き寿司しまああああああああす!! #ことね飯》の配信がありました

 感動で声が震える、自然と涙が頬をつたう。
「YuNiちゃんの手巻き寿司たべられるの私くらいや、この世の中でっ……」
 断じて、わさびが辛いとかそんな訳ではない。

 仲良く談笑していると思えば、それぞれが話したいことをしゃべっているだけ。
 一方はYouTubeのチャットステッカーの話、もう一方は某夢の国の話。頭のアクセサリーだって、写真の表情だって揃わない。
 噛み合わないし、交わらない。でもそれが楽しい4人組。
 罰ゲームで、わさび入り手巻き寿司をまた食べさせられたけど。ずんだみたいだと騙されて、またまた食べさせられたけど。
 悪いこと何もしてないのに、ファニーボーンをデコピンされたけど。

 断じて、いじめではない。仲良しな私達です!!!!

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《【Minecraft/でろクラ#55】腕試しの下見!でろンボでおさンポ!!【にじさんじ / 樋口楓】》の配信がありました

 明日行われるマイクラ腕試しのマップ視察をりつきんとすることになった。施設数がすごいらしく、マップに入っただけでもりつきんがめちゃくちゃはしゃいでいる。
「見てください!でろーん先輩、船が来てますよ!あそこで旅行に行きませんか。」
「じゃあイタリアに行こうか。」
「わーい!イタリア好きー!」
 りつきんと同時に笑ったけど、もうツッコミ不在やん。マップ視察前にメインロッジへ入ったけど、天井すごすぎん?作り込みえぐ。
 腕試しのメインステージはネタバレになっちゃうから今日は行けへんと思ったけど、応援席には行けるらしいので行ってみよう。
 メインステージの応援席に着くと目の前に大樹が見え圧巻の景色。どうやって作ってんだろ。
「じゃあ、りつきん。私を探して。」
「…え?嘘。えっえっえっ。何処行ったんですか!やだやだやだ一人にしないで!せんぱーい!何処行ったの?まじで何処?まじでやめて?なんで笑ってるんですか!」
 りつきんのあまりの慌てっぷりに笑いが止まらない。
「まじで何処行ったの?何処で見てんだよぉ!笑ってんじゃねーよぉ!せんぱーい…どこぉ?あー!いたー!おったー!なんで一人にするんですかぁ!」
 今回はうまく会えたけど、マイクラ腕試しはりつきんがAブロック、私がBブロック。決勝で会えるだろうか。